
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
territory の概要
territory の意味
territory はどんな場面で使用する?
“territory” は、基本的に「ある存在が支配・管理・影響を持つエリア」を表す名詞です。もっともよく使われるのは、国や政府の「領土・国土」を意味する用法(例:disputed territory=係争地)です。
動物の文脈では「縄張り」という意味でも使われ、人間にも比喩的に当てはめて「That's my territory!(そこは俺の領分だ)」のように、自分の専門領域や守るべき分野を表現することができます。
また、ビジネスでは「営業エリア」「担当区域」として、「This is your sales territory.(ここがあなたの営業担当エリアです)」のように使われます。
さらに抽象的な意味として、「This is unfamiliar territory.(これは未知の分野だ)」のように、知識や経験の範囲外というニュアンスでも使用可能です。
語源はラテン語「terra(土地)」から。物理的な土地だけでなく、心理的・職業的な「自分のフィールド」も含む多用途な単語です。
territory を使った例文
1. The two countries are in conflict over disputed territory.
和訳:その二国は係争地をめぐって対立している。
解説:「disputed territory」は外交ニュースでよく使われる表現。「紛争中の領土」。
2. Cats often defend their territory from other animals.
和訳:猫は他の動物から自分の縄張りを守ろうとする。
解説:「defend one's territory」で「縄張りを守る」。動物の習性や心理描写に使える。
3. I’m not familiar with this territory, so I’ll need some help.
和訳:この分野には詳しくないので、助けが必要です。
解説:比喩的な使い方で、「territory」が「知識・経験の領域」を指しています。
まとめ
“territory” は、「国家の領土」「動物や人の縄張り」「ビジネス上の担当エリア」「知識・経験の分野」など、物理的にも抽象的にも使える便利な名詞です。特に、「自分の影響が及ぶ範囲」「支配している空間や分野」というニュアンスを持っており、所有感・責任感・対立感などを含む表現として多用されます。
「disputed territory(係争地)」「familiar/unfamiliar territory(慣れている/未知の分野)」「protect one’s territory(縄張りを守る)」など、定番のコロケーションとセットで覚えておくと実用性が高まります。
英語のニュース、ビジネス、動物描写、自己紹介など、さまざまな場面で使えるので、ぜひ使いこなせるようにしておきましょう。