
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
occur の概要
occur の意味
occur はどんな場面で使用する?
“occur” は、自然現象、事故、出来事、感情や考えなどが「自然に、予期せず発生する」ことを表す動詞です。とくにフォーマルな文脈で使われることが多く、“happen” の丁寧・書き言葉的な表現ともいえます。
たとえば、「The earthquake occurred at midnight.(地震は真夜中に発生した)」のように、自然災害や突発的な出来事とともに使われることが多いです。また、「It occurred to me that I forgot her birthday.(彼女の誕生日を忘れていたことにふと気づいた)」のように、考えが頭に浮かぶという意味でもよく使われます。
“occur” は自動詞なので、目的語を直接取らない点に注意。“occur to” の形は日常英会話でも非常に便利で、「思いついたこと」を自然に表現できます。
occur を使った例文
1. The accident occurred during the night.
和訳:その事故は夜間に発生した。
解説:「occur」=自然・予期せぬ出来事が起こるという意味。ニュースや報告書などで頻出。
2. It suddenly occurred to me that I left the oven on.
和訳:オーブンをつけっぱなしにしてきたことをふと思い出した。
解説:「It occurred to me that ~」は「~という考えがふと浮かんだ」という便利な構文。日常会話でも使える。
3. These plants only occur in tropical regions.
和訳:これらの植物は熱帯地域にしか存在しない。
解説:「occur」には「存在する、見られる」という意味もあり、動植物・現象の分布を表す文脈で使用される。
まとめ
“occur” は、「出来事が自然に起こる」「考えがふと思い浮かぶ」といった、予期しない・意図しない発生や着想を表現するのにぴったりな動詞です。“happen” よりもフォーマルで、文章語・ニュース・レポートなどで頻出します。
また、「It occurred to me that ~」という構文を覚えておくと、自分の思考や気づきを自然な英語で伝えられるようになります。科学・自然・統計の文脈でも「occur」は頻出で、たとえば「Symptoms occur in 10% of patients(症状は10%の患者に見られる)」のように使われます。
TOEICや英検でも頻出する基本動詞のひとつ。ぜひ意味と使い方の違いを押さえておきましょう。