
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
integrate の概要
integrate の意味
integrate はどんな場面で使用する?
“integrate” は、複数の要素を「ひとつにまとめる・全体として機能させる」という意味で使われる動詞です。
ビジネスやテクノロジー、教育、社会問題など幅広い文脈で登場する語で、TOEICやアカデミックな英語にも頻出します。
たとえば「We need to integrate new technology into our system.(新しい技術をシステムに統合する必要がある)」というように、新たな要素を既存の仕組みに組み込むニュアンスがあります。
また、人種や文化に関する文脈では、「移民が社会に溶け込む」や「学校の人種統合(school integration)」など、社会的な一体化・差別撤廃といった意味でも使われます。
動詞 “integrate” の反対語は “segregate(分離する、隔離する)”。また、名詞形は “integration(統合、融合)”です。
integrate を使った例文
1. The software can integrate with various third-party tools.
和訳:そのソフトウェアは、さまざまな外部ツールと統合できます。
解説:「integrate with ~」は「~と統合する/連携する」という意味で、IT・ビジネスでよく使われます。
2. Immigrants often face challenges when trying to integrate into a new culture.
和訳:移民は新しい文化に溶け込む際、しばしば困難に直面する。
解説:「integrate into ~」は「~に溶け込む/なじむ」という意味で、社会的文脈で頻出。
3. She integrated data from different sources into one report.
和訳:彼女は異なる情報源からのデータを一つの報告書に統合した。
解説:「integrate A into B」の形で「AをBに統合する」。ビジネス資料や学術論文でもよく見られる構文。
まとめ
“integrate” は、「物理的・技術的な統合」から「社会的な融和」まで、「複数のものを一つにする」こと全般に使える汎用性の高い動詞です。
特に、「integrate A into B(AをBに組み込む)」や「integrate with ~(~と統合する)」という形は、IT、教育、企業戦略などで頻出。
また、文化・社会の話題では、「異なるグループが平等に共存する」という意味合いで使われ、多様性や共生の文脈でも重要な語です。
類語には「combine(組み合わせる)」「merge(合併する)」がありますが、“integrate” は「ひとつのまとまりとして機能させる」ニュアンスが強く、より洗練された印象を与えます。
TOEIC・IELTSなどでも頻出の重要語なので、例文とセットでしっかり使い方を習得しておきましょう。