
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
impose の概要
impose の意味
impose はどんな場面で使用する?
“impose” は、「他人や社会に対して何かを強制的に与える・押しつける」という意味を持つ、ややフォーマルな動詞です。
代表的な使い方は、「政府が税金を課す(impose a tax)」「ルールや規制を課す(impose restrictions)」といった義務や制限の押しつけに関するものです。
また、日常的な場面では「意見を押しつける」「迷惑をかける」という意味でも使われ、例:「I don’t want to impose.(ご迷惑をかけたくないのですが)」のように、遠慮のニュアンスを込めた表現でも使われます。
類語には “enforce(施行する)” や “dictate(命令する)” などがありますが、“impose” はややネガティブな響きを持ち、相手にとって好ましくない形で何かを強いるイメージがあります。
名詞形は “imposition(課税、負担)” で、ビジネスや法的文脈でも頻出の語です。
impose を使った例文
1. The government plans to impose a new tax on luxury goods.
和訳:政府は高級品に新しい税を課す計画を立てている。
解説:「impose a tax」=「税金を課す」の定型表現。政府・法律・経済関連のニュースで頻出。
2. Don’t impose your opinions on others.
和訳:自分の意見を他人に押しつけないで。
解説:「impose A on B」=「AをBに押しつける」。行動・価値観・感情などが対象になる。
3. I hope I’m not imposing by staying too long.
和訳:長居してご迷惑でなければいいのですが。
解説:「I’m imposing」の形は、「お邪魔してすみません/迷惑をかけていないでしょうか」という丁寧な言い回し。
まとめ
“impose” は、「税金・ルール・考え・負担などを相手の意思にかかわらず与える」という、やや強制的・ネガティブなニュアンスを持つ動詞です。
ビジネス・政治・日常会話まで幅広く使われますが、特に「impose a tax / rule / penalty」「impose on someone(迷惑をかける)」といった構文が定番です。
フォーマルな響きがあるため、レポート・議論・ニュースなどでも頻出し、TOEIC・英検などの試験でもよく問われます。押しつけがましい印象や、負担感を与える行動を表現したいときに適した単語です。
例文とセットで覚えておくことで、より的確な語彙選びができるようになります。