
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
distinguish の概要
distinguish の意味
distinguish はどんな場面で使用する?
“distinguish” は、「物事の違いを見極める・明確に区別する」際に使われる語で、知的・論理的な判断を伴う文脈でよく使われます。
日常会話でも使われますが、フォーマルな文章やアカデミックな英語、ビジネス英語で特に頻出です。
代表的な使い方は「distinguish A from B(AをBと区別する)」という形で、似たようなものの違いを明確にすることを表します。たとえば、「It’s difficult to distinguish fake news from real news.(偽のニュースと本物のニュースを見分けるのは難しい)」のように使います。
また、受動態で「He is distinguished for his work.(彼はその業績で有名だ)」というように、「distinguished(著名な/優れた)」という形容詞的な使い方にも注意が必要です。
“differentiate” や “recognize” とも近いですが、“distinguish” は判断力・観察力を伴って違いを理解することに重きがあります。
distinguish を使った例文
1. Can you distinguish the twins from each other?
和訳:その双子を見分けることができますか?
解説:「distinguish A from B」の基本形。外見が似ている人や物を区別する際の典型表現。
2. She is distinguished for her contributions to science.
和訳:彼女は科学への貢献で高く評価されている。
解説:「be distinguished for ~」は「~で著名である/評価される」という意味。フォーマルな文脈で使用される受動態。
3. It's important to distinguish between facts and opinions.
和訳:事実と意見を区別することは重要だ。
解説:「distinguish between A and B」は「AとBの間を区別する」。議論や分析の場で使える構文。
まとめ
“distinguish” は、物事や人の間にある違いを「意識的に見極める、知的に判断する」ための動詞です。似ているようで異なる情報や考え、人物、製品などを見分ける場面で多用されます。
特に、「distinguish A from B」「distinguish between A and B」といった構文は、ビジネスや教育、メディアリテラシーにおいて不可欠な表現です。
さらに、「distinguished(著名な・優れた)」という形容詞としての用法もセットで覚えておくと、表現の幅が広がります。
「見分ける」「見抜く」「識別する」といった日本語と対応させて覚えることで、TOEIC・英検などの読解・文法問題にも強くなれます。理解だけでなく、使える表現として定着させていきましょう。