
Collocation(コロケーション)とは、英語において「一緒に使われることが自然な語の組み合わせ」を指します。
「どの語と一緒に使われるか」をセットで覚えておくと、単に文法が正しいというだけでなく、文章や会話がぐっと自然になります。
ネイティブスピーカーの言い回しが聞き取りやすくなったり、不自然な直訳表現に惑わさることもなくなります。
覚えておくと便利なコロケーションを、日常生活、旅行、勉強、娯楽、感情表現、コミュニケーションの6つのカテゴリーに分けてご紹介します。
stream a show の会話頻出・重要度
- 会話頻出度:★★★★☆
- TOEIC頻出・重要度:★★☆☆☆
stream a show の意味と解説
「stream a show」 は、「番組(ショー)をストリーミング視聴する」「ネット配信で番組を見る」という意味の現代的な表現です。
「stream」は、Netflix や YouTube などのプラットフォームを通じて、インターネット上で動画・音声をリアルタイムに再生する行為を表します。
そのため「stream a show」は、テレビ放送ではなくオンデマンド型で番組を見る行動を指し、近年のメディア視聴スタイルを象徴する表現です。
特に「binge-watch(イッキ見)」や「streaming service(配信サービス)」と一緒に使われることが多く、日常会話・SNS・カジュアルな英作文の中で頻繁に登場します。
TOEICでは直接出る頻度は高くありませんが、「テクノロジー」「ライフスタイル」「休暇中の過ごし方」などのテーマで背景知識として知っておくと便利な表現です。
stream a show を使った例文
休日の過ごし方として
I streamed a new show on Netflix last night.
(昨夜、Netflixで新しい番組を観た。)
おすすめを聞くとき
What shows are you streaming these days?
(最近どんな番組をストリーミングしてる?)
習慣としての表現
She streams a show every evening to relax.
(彼女は毎晩、リラックスのために番組をストリーミングしている。)
類似表現・言い換えとニュアンスの違い
表現 | 意味・ニュアンス | 例文(和訳) |
---|---|---|
watch a show | 一般的に番組を観る(放送・録画・配信すべて含む) | I watched a great show on TV.(テレビで面白い番組を観た) |
binge-watch a show | イッキ見する(複数話連続で観る) | We binge-watched the whole season.(シーズン全部イッキ見した) |
catch a show | 「ちょっと番組を観る」カジュアルな口語 | I caught a show while eating lunch.(昼食中にちょっと番組を観た) |
tune in to a show | 生放送やラジオで「番組にチャンネルを合わせる」感覚 | Don’t forget to tune in to the live show tonight.(今夜の生放送をお見逃しなく) |
「stream a show」は特に配信サービス経由で観る行為に特化した現代的な言い回し。
「watch」は最も汎用的、「binge-watch」は長時間連続視聴、「tune in」は生放送の視聴時に使う点が異なります。
学習のまとめ
「stream a show」は、現代の英語学習者が知っておきたいテクノロジー系コロケーションの一つです。
特に、動画配信サービスが普及した今、「テレビを見る=streaming」になっている国や地域では、この表現は非常に日常的です。
「I streamed a show last night」「We’re streaming the final episode tonight」のように、現在形・過去形・進行形でも自然に使われるため、活用の幅も広いのが特徴です。
TOEICではあまり登場しない語ですが、「休日の過ごし方」や「メディア利用状況」に関するパートで登場する可能性もあり、テクノロジー関連の読解問題で役立つ語彙です。
また、「stream music(音楽をストリーミングする)」「stream a live event(ライブ配信を見る)」など、応用も多いため、まとめて覚えておくとより実践的な英語力が身につきます。