
【生活編:初級】
Do you mind if I …?
(〜してもよろしいですか?/差し支えありますか?)
解説
“Do you mind if I …?” は、相手の都合を尊重しながら許可を取れる、丁寧で実用的なフレーズです。
ポイントは直訳の「気にしますか?」に引っ張られないこと。
日本語の感覚で「いいよ!」と言うつもりで “Yes.” と返すと、英語では「気にします=ダメ」という意味になり、誤解の原因になります。
返答の基本は、許可するなら “No, not at all.” “No, go ahead.”、断るなら “Yes, I do.” よりも柔らかく “Actually, I’d rather you didn’t.”(できればやめてほしい)や “I’m sorry, but …” と言うのが安全です。
使う場面は、窓を開ける・席を移動する・写真を撮る・電話してよいか等、相手のスペースや時間に関わる行為が中心。依頼よりも「自分が何かする」許可に向きます。
丁寧度は高めですが堅すぎず、初対面や公共の場でも使いやすい万能表現です。
よりカジュアルにしたいなら “Is it okay if I …?”、よりフォーマルなら “Would it be alright if I …?” に言い換えると、相手との距離感に合わせられます。
まずは “Do you mind if I sit here?” のような定番文を暗唱し、動詞だけ入れ替える練習が最短です。
例文
Do you mind if I open the window?
(窓を開けてもいいですか?)
Do you mind if I take a quick photo?
(さっと写真を撮ってもよろしいですか?)
注意点/言い換え
・返答は「許可=No」が基本。迷ったら “No, go ahead.” を覚えると安心。
・言い換え:Is it okay if I …?/Would it be alright if I …?

