
【旅行編:初級】
Could you point me in the right direction?
(行き方を教えていただけますか/方向を教えてください)
解説
“Could you point me in the right direction?” は、道案内をお願いするときの丁寧でスマートな定番表現です。
直訳の「正しい方向を指してもらえますか?」から想像できるとおり、地図を広げて尋ねる場面や、駅・バス停・観光地で「だいたいどっち?」を確認したいときに特に向きます。
単に “Where is …?” でも通じますが、場所を特定できないと相手が答えづらいことがあります。
その点、このフレーズは「方向や大まかな行き方でいいです」というニュアンスを含むため、相手の負担が軽く、会話が成立しやすいのが強みです。
さらに “to + 場所” を足せば目的地を明確にできます。
慣れてきたら “Could you point me in the right direction to the museum?” のように言い切ると自然です。相手から案内が始まったら “So I should go straight and then turn left, right?” のように復唱して確認すると、聞き間違いを減らせます。
丁寧度を上げたい場合は “If it’s not too much trouble,” を前につけても良いですが、日常の旅行ではこのままで十分丁寧です。
口調はゆっくり、最後は上げ調子で質問にすると通じやすくなります。
例文
Could you point me in the right direction to the station?
(駅へ行く方向を教えていただけますか?)
Excuse me, could you point me in the right direction?
(すみません、行き方を教えてもらえますか?)
注意点/言い換え
・“direction” だけで終えると「どこへ?」となりやすいので、目的地を添えると親切。
・言い換え:How do I get to …?/Which way is …?

