
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
precede の概要
precede の意味
precede はどんな場面で使用する?
“precede” は、「何かより先に起こる・前に来る」という意味のフォーマルな動詞です。日常会話よりは、ビジネス文書、アカデミックな論文、歴史の説明などでよく使われます。
典型的な使い方は「A precedes B(AはBに先行する)」という形で、時間・順序・空間的に A が B より前にあることを表します。
たとえば、「A brief introduction precedes the main chapter.(本章の前に簡単な導入がある)」のように、文章構成や手続きの順序などで使われます。
また歴史や出来事の流れについて述べるとき、「The invention of the telephone preceded the internet.(電話の発明はインターネットより前だった)」のように活用できます。
類義語には “come before” がありますが、“precede” のほうがフォーマルかつ硬めの表現です。
precede を使った例文
1. The speech preceded the award ceremony.
和訳:スピーチは授賞式の前に行われた。
解説:「precede A」=「Aより先に行われる」。イベントの順序を表す際に使える表現。
2.Dark clouds preceded the storm.
和訳:嵐の前には黒い雲が立ちこめていた。
解説:自然現象や出来事の流れを表すときにも使える。“foreshadow”と似ているが、より客観的。
3. A brief summary precedes each chapter in the book.
和訳:この本では各章の前に簡単な要約がある。
解説:書籍や論文の構成説明においてよく使われる表現。フォーマルな印象を与える。
まとめ
“precede” は、「何かより前に起こる・先にある」という時間的・順序的な前後関係を表すフォーマルな動詞です。
ビジネス・学術・歴史的文脈での使用が多く、会話よりも文章でよく登場する語です。
特に「A precedes B(AはBに先行する)」の構文でよく使われ、出来事・章立て・発言・現象など、何かの順番を説明するときに便利な表現です。
似た表現の “come before” や “go ahead of” よりも硬い響きがありますが、TOEIC や英検、アカデミックな英作文では積極的に使いたい語です。
名詞形の “precedence(優先・先行)” や “precedent(先例)” などと合わせて覚えると、語彙力がさらに強化されます。