
Collocation(コロケーション)とは、英語において「一緒に使われることが自然な語の組み合わせ」を指します。
「どの語と一緒に使われるか」をセットで覚えておくと、単に文法が正しいというだけでなく、文章や会話がぐっと自然になります。
ネイティブスピーカーの言い回しが聞き取りやすくなったり、不自然な直訳表現に惑わさることもなくなります。
覚えておくと便利なコロケーションを、日常生活、旅行、勉強、娯楽、感情表現、コミュニケーションの6つのカテゴリーに分けてご紹介します。
get along with others の会話頻出・重要度
- 会話頻出度:★★★★☆
- TOEIC頻出・重要度:★★★★☆
get along with others の意味と解説
「get along with others」 は、「他人とうまくやっていく」「他の人とうまく付き合う」という意味の表現です。
「get along with ~」は「〜とうまくやっていく」「仲良くする」を意味する句動詞で、そこに「others(他の人々)」が加わることで、周囲の人たちとの協調性や人間関係の良さを表す表現になります。
このフレーズは、学校生活・職場・グループ活動・国際交流など、あらゆる人間関係において重要なスキルを表現するために使われ、性格の説明や面接、履歴書、エッセイなどでも頻繁に使われます。
TOEICでは、社内の人間関係、チームワーク、同僚との関係性を示す文脈で登場することがあります。
get along with others を使った例文
性格を説明するとき
She gets along with others easily.
(彼女は誰とでもすぐに打ち解ける。)
職場やチームの文脈で
It’s important to get along with others in a team.
(チームで他人とうまくやっていくことは大切です。)
面接や自己PRで使う場合
I consider myself someone who gets along well with others.
(私は人とうまくやっていけるタイプだと思っています。)
類似表現・言い換えとニュアンスの違い
表現 | ニュアンス | 例文(和訳) |
---|---|---|
get along with people | 「others」と同義。もっとカジュアルに「人とうまくやる」 | He doesn’t get along with people easily.(彼は人とうまくやるのが苦手だ) |
be friendly with others | 仲良くする(フレンドリーな性格) | She is friendly with everyone.(彼女は誰にでもフレンドリーです) |
work well with others | 職場や協力関係を重視 | He works well with others on group projects.(彼はグループ作業でうまく協力できる) |
get on well with others(英) | 英国英語でよく使われる同義表現 | I get on well with my coworkers.(同僚とうまくやっています) |
「get along with others」は協調性のある人柄・関係構築の上手さを示す中立で自然な表現。
「be friendly」は性格的な親しみやすさ、「work well」は職務的協調、「get on well」は英国式の同義語です。
学習のまとめ
「get along with others」は、英語で「協調性がある」「人間関係が良好」といった意味を伝えたいときに非常に役立つ表現です。
面接やスピーキング試験、職場での評価など、コミュニケーション能力やチームプレーをアピールする際のキーフレーズとしてよく使われます。
また、「get along with classmates」「get along with coworkers」など、“others”を具体的な対象に変えることで応用範囲が広がります。
TOEICでは、メール文や会話の中で「〇〇さんとうまくやれているか」「グループで協力しているか」などの文脈で出てくることがあります。
人間関係を示す場面では、「friendly」「cooperative」「easygoing」などの形容詞と組み合わせて表現するのも効果的です。