“Better late than never.” の意味と使い方|遅れてもやらないより良いを英語で伝える

今日のフレーズ

【名言・格言:初級】

Better late than never.

(遅くても、やらないよりはまし/今からでもやる価値がある)

解説

“Better late than never.” は、何かを始めるのが遅くなったときに、自分や相手を前向きに肯定できる英語のことわざです。

核心は「遅れた事実」を責めるのではなく、「やると決めた行動」を評価する視点にあります。
たとえば提出が遅れた、返信が遅れた、運動を始めるのが遅い気がする――そんな場面で、この一言は空気を明るくし、次の行動に意識を向けさせます。

使い方はシンプルで、遅れてきた人へのフォローにも、自分の言い訳を前向きに締めるのにも使えます。
ただし、相手に実害が出ているケース(重大な遅刻で迷惑をかけた等)では、このフレーズだけで片付けると軽く聞こえる可能性があるため、先に謝罪や配慮を置くのがマナーです。
“I’m sorry for the delay.” の後に “Better late than never.” を添えると、誠実さと前向きさが両立します。

また、このことわざは「遅れを正当化する言い訳」ではなく、「今から改善する」宣言として使うと効果が最大です。
学習・習慣化・挑戦の文脈では特に相性が良く、ブログやSNSの締めにも映えます。
似た意味の表現として “It’s never too late.”(遅すぎることはない)も覚えておくと、場面に応じて使い分けられます。

例文

I finally started studying English again—better late than never.
(やっと英語学習を再開した。遅くてもやらないよりいい。)

Thanks for sending it. Better late than never.
(送ってくれてありがとう。遅くても来たから大丈夫。)

注意点/言い換え

・迷惑をかけた場面では先に謝罪を入れる(軽く聞こえるのを防ぐ)。
・言い換え:It’s never too late./Better now than later.

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