
TOEIC500点レベルから、800点以上を目指すために必要な頻出単語をピックアップしています。
単語の意味を理解したら、例文を丸暗記するのがおすすめです。
毎日5~6語ずつ覚えていけば、1年で約2,000語もの英単語をインプットすることができますので、TOEIC800点超えを目指して、ぜひ一緒に頑張りましょう!
abandon の概要
abandon の意味
abandon はどんな場面で使用する?
“abandon” は、何かを途中であきらめたり、見捨てたりする場面で頻繁に使われる動詞です。たとえば、「計画を中止する(abandon a plan)」「子どもを置き去りにする(abandon a child)」など、ネガティブなニュアンスが多く含まれています。
また、感情に「身を任せる」という意味で使われるときは「with abandon(無我夢中で)」のように名詞的な使い方にもなります。ビジネスや日常会話だけでなく、ニュースや法的文書、文学など幅広い分野で登場する語であり、TOEICや英検でも頻出語です。
“give up” や “quit” に近い意味もありますが、“abandon” はもっと強い決断や無責任さを感じさせる表現である点が特徴です。
abandon を使った例文
1. The company decided to abandon the project due to high costs.
和訳:その会社は、費用がかかりすぎるためそのプロジェクトを中止することに決めた。
解説:「abandon the project」は「計画やプロジェクトを放棄する」という意味の定番表現。ビジネスシーンでよく使われます。
2. She felt hurt when her friends abandoned her in a difficult time.
和訳:困難な時に友人たちに見捨てられて、彼女は傷ついた。
解説:「abandon a person(人を見捨てる)」という使い方は、感情的な場面で登場します。過去形 “abandoned” の形に注意。
3. He danced with abandon, forgetting all his worries.
和訳:彼はすべての悩みを忘れて、夢中で踊った。
解説:「with abandon」は名詞的用法で、「夢中になって」「我を忘れて」というニュアンス。詩的・文学的な表現にもよく登場します。
まとめ
“abandon” は、「見捨てる」「放棄する」といった強いネガティブな意味を持つ動詞です。日常会話からニュース、ビジネス、法律文書まで、幅広く使われる重要語であり、英検やTOEICなどの試験でも頻出です。
類義語の “give up” や “quit” とは異なり、「途中で責任を放棄して立ち去る」ような無責任さや決断の重さが含まれるのが特徴です。
また、「with abandon(我を忘れて)」のように、名詞として使われる表現もあるため、文脈に応じた使い分けが必要です。
例文を通して、感情的な場面(人間関係)から、ビジネスや法律の場面、文学的な描写まで、“abandon” の持つ多様な意味を理解することができます。
英語を読む・書く・話す中で、“abandon” を適切に使いこなせるよう、繰り返し学習しておきましょう。